brass・真鍮鋳物


美しく重厚な真鍮が生まれる現場とは ! 手造りとは? 

真鍮は鋳造して造られます。鋳造とは金属を溶かし

液体にした後、型に流し込み、冷やして固めて形作る

製造方法のことです。鋳物と呼ばれるものは全て

この技術によるものです。OPINEL SHEATHに採用した

スナップフックは鋳造の中でも《砂型手込め鋳造》という

職人が全て手作業で行う歴史的に古い技法で造られています。

今ではこの技法を持つ工場は日本でも数えるほどしか

有りません。職人が木型を手造りし、その木型をもとに

鋳型を製作。その後上下に分かれた木枠に鋳型を入れ

手で圧力を加え砂を固めて形成した砂型を造ります。

この砂型には職人の技術と魂が注がれています。

その砂型に熱して溶けた真鍮を流し込みます。冷却後に

砂型を壊して!! 固まった真鍮鋳物を砂の型から取り出し、

研磨します。バレル研磨をはじめ幾つも仕上げを施して完成します。

最終の組み上げも手加工です。手から造られる木型から

生み出される真鍮の曲線、太さやしなやかさがとても美しい。

そしてその重さからは重厚感と高級感が漂います。

最終仕上げも一般の真鍮とは異なる"上白石"オリジナルの

ヴィンテージ感のある色と質感です。

 


【 真鍮が生まれるまで・砂型手込め鋳造 】

砂型手込め鋳造》は職人の高い技術と手間暇かけて造られる、機械では成し得ない味わいのある造形物なのです。

日本でも数え切れるほどしかない工場の職人が造り出す貴重な真鍮製品の尊さを伝えたくて!

画像提供 : 株式会社 上白石 様 ありがとうございます。







【 Opinel Sheath with Brass Hook 】

 

オピネルシース

砂型手込め鋳造の

真鍮製Snap Hookを採用しています。


【 焚き火チェアのバックル 】

 

焚き火チェアの肩掛け用の

ベルトの真鍮製バックルも

砂型手込め鋳造です。